明けましておめでとうございます。
年末年始もほぼ出社しておりましたが、(対外的には)明日7日から本年の業務開始となります。
思えば、司法書士登録をしてから6年が経ちます。色々な業務をさせていただくことで経験を積ませていただくことができました。
司法書士業務をやればやるほど、実務でも悩むことは多く、業務体制についても考えるところがあります。
この6年の間に司法書士業界も債務整理業務の相談件数が減少し、成年後見業務が増加してきました。これは、如実に世の中の流れを映しているもので、実際に業務に携わっていると日本が抱える構造的な問題を考えさせられます。
混迷の民主党政権から自民党に政権移動がされ、とりあえず株価や円高については即時の効果は出てきました。ただ、これらの数字は市場の期待感に過ぎず、今年前期の政治がこのしばらく先の日本の方向を位置づけるんだろうと注目する限りです。
日本だけでなく、世界に目を向けても閉塞感が溢れてます。逆に、個人についても同じです。
私が何をどうしても、日本や世界の大きな流れに影響を与えることはできませんが、少なくとも私が司法書士業務で関わった事案については、この閉塞感を打破できる何かを提案していきたいと考えています。漠然とした書き方になってしまいますが、今年の目標としたいです。
今月後半から3月まで、平成24年度の司法書士試験合格者に対する新人研修と簡裁訴訟代理権資格のための特別研修チューターを担当させていただくことになりました。私自身、司法書士試験合格後に感じた不安、期待などを改めて感じることができそうで、楽しみに準備しています。