今日もとても寒いです。そして、今年もあと僅か・・・と日を数える時期となりました。

さて、今日は賃貸物件を所有されている方に参考いただきたい情報です。
昨今は、中古マンションもだぶつきや新築物件も値頃感があり、賃貸物件の価格も都市圏では減価傾向にあります。同じような間どり・駅からの距離も同じくらいのマンションがあった場合、入居者は何を基準に物件を選ぶのか？を知ること、そしてそこをポイントにリノベーションをすれば入居者確保につながります。

全国賃貸住宅新聞社が２０１２年９月～１０月に全国の管理会社宛に行ったアンケートですが、とても参考になります。

☆「これがあれば賃料があがる」設備ランキング

順位	単身向け物件	ファミリー向け物件
１位	インターネット無料	追い焚き機能
２位	エントランスのオートロック	システムキッチン
３位	浴室乾燥機	エントランスのオートロック
４位	ウォークインクローゼット	インターネット無料
５位	TVモニター付インターホン	浴室乾燥機
６位	ホームセキュリティ	ホームセキュリティ
７位	独立洗面台	太陽光パネル（入居者個別売電）
８位	システムキッチン	エコキュート
９位	洗浄機能付き便座	エレベーター
１０位	２４時間利用可能ゴミ置き場	IHクッキングヒーター

こうやって並べてみると、単身とファミリーで求めているものが違いますね。特に、単身の場合は防犯面を気にしている様子が伺えます。オートロックへの変更は過大な設備投資かと思いますが、ダミーカメラやステッカーでも一定の効果はあるので、入居者に喜ばれそうです。

賃貸物件は、入居者自身が変更できない設備部分を、賃貸人側がいかにニーズを把握して提供できるか、が同タイプ物件での付加価値につながるように思います。